<講師からのメッセージ>
40年ぶりとなる『新・日本人形玩具辞典』と世界初の本格的な『世界おもちゃ事典』を只今編集中です。
誰もが親しみ遊んだことも多い各種おもちゃの歩みや人間社会・各地文化との関わりについて少し考えてみましょう。
きっと新たな発見があります。特に日本のおもちゃは独自な展開を見せながら、子どもだけでなく若者やシニアにとっても重要な存在になってきました。皆さんと共に、これらの「たかがおもちゃ、されどおもちゃ」の世界を楽しみたいと思っています。
2016年度第5回ラーニングコモンズ・イベント 「おもちゃの歴史から今を考える ~『新・日本人形玩具辞典』『世界おもちゃ事典』の編集をふまえて~」は、終了しました。ご参加ありがとうございました。
.:*★イベントレポート★*:.
家政学部児童学科の中村圭吾教授が9月29日、千代田キャンパスの図書館で、本年度第5回ラーニングコモンズ・イベント「おもちゃの歴史から今を考える ~『新・日本人形玩具辞典』『世界おもちゃ事典』の編集をふまえて~」を開きました。
40年ぶりとなる『新・日本人形玩具辞典』と世界初の本格的な『世界おもちゃ事典』を現在編集されている中村先生は、おもちゃが社会・文化とどのように関わってきたのかお話されました。
講演では、おもちゃの材料のポリエチレンを転用してプラスチック製の日常用品が売り出されるようになったことや、鉄道玩具が乗務員訓練用の教材として使用されていることなど、おもちゃが子どもの遊び道具の枠をこえて私たちの生活に関わり、社会に役立っていることが紹介されました。
![関連資料](https://www.sjc.otsuma.ac.jp/lib/wp-content/themes/otsuma-lib/assets/image/learning/2016/images/toy-shiryo.jpg)
アンケートに記された参加者の感想をご紹介します。
▽おもちゃに歴史があり、今があり・・・伝統を残しつつ、将来のおもちゃが楽しみになりました
▽この会社は、なぜこのおもちゃを作ったかの事情がとても面白かったです
▽日本と外国のおもちゃ、それぞれの特色を知ることができました