<講師からのメッセージ>
フードコーディネートというと「揃った食器がないのよね」とか「時間もないし、お金もないし」という言葉をよく耳にします。
フードコーディネートって、そんなに大変なことではないのですよ。
相手のことを思いやるホスピタリティの気持ち、おもてなしの心さえあれば、だれにでも簡単にできるものなのです。
そんなフードコーディネートってなに?のお話しと、ハサミものりも使わない扇箸袋を作り、食とほんの少し人生を愉しんでみませんか。
2015年度第8回ラーニングコモンズ・イベント「フードコーディネートを愉しみ、食を愉しみ、人生を愉しむ」は、終了しました。ご参加ありがとうございました。
.:*★イベントレポート★*:.
12月12日(土)、短期大学部家政科 髙橋ユリア教授を講師に2015年度第8回ラーニングコモンズ・イベント(LCE)
「フードコーディネートを愉しみ、食を愉しみ、人生を愉しむ」を千代田キャンパスの図書館にて開催しました。
フードスペシャリスト論や食文化論を担当されている先生は、時間やお金をかけずに簡単にできるフードコーディネートの方法を講演くださいました。
講演は、フードコーディネートの基本理念である「食のアメニティ(快適性)」と、「ホスピタリティ(心のこもったもてなし、人を親切にもてなす心)」から始まり、食はコミュニケーションツールであると話されました。なかでも最近話題の一人で食事をとる「孤食」について、「一人」は「独り」ではなく、一人を味わう訓練をして、「一人」と「誰かと一緒」を使い分けることが大切というお話が印象的でした。
また、参加者は話題提供(トーキンググッズ)にもなる「扇箸袋」や「食卓飾り」を実際に作成し、フードコーディネートは簡単に出来ることを体験しました。
<写真左> 作成中の様子
<写真右> 左:「シャツ形封筒」 普通の封筒を折ってリボンを付けるだけでプチギフトのラッピング封筒として使えます。 右:「食卓飾り」 紙ナプキンをシャツの形に折ったもの。 下:「扇箸袋」 A4用紙を横長半分に切り、ハサミものりも使わずに作れます。
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アンケートに記された参加者の感想をご紹介します。
〔学生〕私は折り紙が上手ではなかったから扇箸袋がうまくできるか心配だったがとても上手にできた。家族に作ってあげたい。▽食べものを食べるだけでなく、「食」を楽しむ方法があるのだと感心しました。
〔卒業生〕髙橋先生の熱心な講義が伝わり、私も人を招き、食を愉しみたくなりました。
〔教職員〕アットホームな雰囲気の中、楽しく拝聴いたしました。本日の第2弾をぜひ!