<講師からのメッセージ>
ご存知ですか? ありのままの味噌・醤油
- 味噌は醤油からできたって本当?
- 味噌の美白効果って本当?
- 醤油が乳酸菌飲料だって?
- 味噌の旨味は微生物が造った!
- アメリカの醤油と日本の醤油は味が違うって本当?
- 卵かけご飯が美味しい理由とは?
- 味噌は地方により種類が違う?
- えっ琉球の味噌はあの植物を使用?
- なんと1600年代フランス王ルイ13世は醤油を愛用していた!
- 蒲焼、焼き鳥、焼きトウモロコシ、草加せんべいはなぜ美味しいの?
2014年度第8回ラーニング コモンズ・イベント「味噌・醤油のふしぎ発見 万能調味料を知る!」は、終了しました。
ご参加ありがとうございました。
.:*★イベントレポート★*:.
12月6日(土)、2014年度第8回目のラーニング コモンズ・イベント(LCE)「味噌・醤油のふしぎ発見 万能調味料を知る!」(コーディネーター:短期大学部家政科 松本憲一教授)が、本学非常勤講師の角田潔和先生を講師に図書館千代田校本館で開催されました。
発酵学者として著名な小泉武夫氏が設立した(株)小泉研究所の所員でもある角田先生は、もろみ酢・黒甘酒・鮪魚醤を開発・実用化し、2006年には沖縄泡盛の研究で日本醸造協会技術賞を受賞。発酵食品学・醸造学の分野で活躍されています。講演では、和食に欠かすことのできない発酵調味料である味噌と醤油についてお話いただきました。
先生は、はじめに「発酵」と「腐敗」の違いについて、微生物が作り出すという点では同じだが、「発酵」が人にとって有益なものであるのに対し、「腐敗」は人にとって不利益になるものだと解説されました。次に味噌と醤油の歴史・原料・種類・製造法・地域性・機能性に関して詳しく説明されました。また、豚肉を原料とした調味料「肉醤」(ししびしお)を製造した際のエピソードなど、研究の裏側や苦労話も披露されました。
講演後、参加者からは「味噌・醤油の地域性が楽しかったです」「楽しいお話がもりだくさんで、あっという間に時間がすぎていきました」という感想や、「興味がありますので数回お願いいたします」とのリクエストが寄せられました。