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第5回 「「ファッションのチカラ」― 動作を引き起こす仕掛け・ひらめきへの誘い ―」

2014年第5回ポスターサムネイル

 
■ 日  時 : 9月27日(土)午後1時~2時30分
■ 場  所 : 千代田校本館4階ラーニング コモンズ内
■ タイトル : 「「ファッションのチカラ」
       ― 動作を引き起こす仕掛け・ひらめきへの誘い ―」
■ 講  師 : 家政学部被服学科 大網美代子 専任講師
■ 対  象 : 本学学生・卒業生・教職員、千代田区在住の方
■ 参加方法 : 入場無料
本学学生・教職員・卒業生は当日直接ラーニング コモンズに
おいでください。
千代田区在住の方は、事前に電話で参加登録をお願いいたします。
電話 03-5275-6013(千代田校本館)
※8・9月は通常の開館日と異なりますので、開館日カレンダーを
 ご確認のうえおかけください

 


<講師からのメッセージ>

ファッションは、「自己を表現する」「ウキウキする・元気になる」「快適で心地よい」と、こころとからだを支えるツールとなっています。一般的には、標準サイズの美しさに重点が置かれ、サイズ展開の対応は十分ではありません。また、高齢の方や身体に障害のある方が欲しい衣服が手に入らない現状が挙げられます。現在、被服構成・意匠学の研究をベースに、誰もがファッションを楽しめるデザイン設計の提案をしています。今回は、アーカイブの作品の中からデザイン手法・思考について紹介し、「様々な体型カバー」「流行に左右されない・個々の好みに対応したスタイル」を通して、動作を引き起こし、ひらめきへと誘います。どうぞ仕掛けを体験してみてください。

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<連動企画> 「ファッション誌の愉しみ」展

連動企画「ファッション誌の愉しみ」展示ポスターサムネイル

 
ラーニング コモンズ・イベントの連動企画として、図書館で所蔵している貴重資料の中から、関連する以下の資料を展示します。

 ・ Art gout beaute
 ・ Gazette du bon ton
 ・ Journal des dames et des modes

いずれもアール・デコ期のファッション雑誌です。今なお色あせることのない美しい彩色とともに当時のファッションをお楽しみください。


展示日 : 9月27日(土)
展示名 : 「ファッション誌の愉しみ」
場所 : 大妻女子大学図書館 千代田校本館1階 展示コーナー




2014年第5回ラーニング・コモンズ イベント「「ファッションのチカラ」― 動作を引き起こす仕掛け・ひらめきへの誘い ―」・連動企画「ファッション誌の愉しみ」展は、終了しました。ご参加ありがとうございました。
 
.:*★イベントレポート★*:.

大網先生  イベント中の様子1  

9月27日(土)、図書館千代田校本館で、家政学部被服学科 大網美代子専任講師による今年度第5回ラーニング コモンズ・イベント(LCE)、「「ファッションのチカラ」― 動作を引き起こす仕掛け・ひらめきへの誘い ―」が開催されました。


大網先生は、学生と共にユニバーサルファッションや問題解決を視点としたデザインの提案や卒業制作のウェディングドレスや時代衣裳の復元・研究、バレエ衣裳の制作など、ものづくりを通して、提案力や問題解決能力を養う“飾育(しょくいく)”を実践。また、作家として作品発表もされています。

イベントで先生は、2013年に開催された「第14回Japan Expo パリ」で行ったファッションショーのエピソードなどを織り交ぜながら、これまでに制作された作品を披露。シルエットや装飾を自由にカスタマイズできる仕掛けや、様々な体型に対応するデザインを紹介されました。
「ファッションはこころとからだを支えるツールです」と語った先生は、最後に「私は着こなすことによってデザインが完結するような作品を創作しています。もっと自由に、あなたの手から、新しい表現が紡がれていきますように」というメッセージで話を結びました。

  イベント中の様子2  関連資料

 
講演後、参加者の皆さんは、仕掛けによって変化するシルエットや着こなしのバリエーションを楽しみました。





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.:*★作品の一部をご紹介★*:.

 
写真左 : 紐の引き加減により、スカートからワンピースへと変化
写真右 : バックスタイルにシャーリングを施し、装飾と同時に多くの人のサイズをカバーできるように工夫。通常だと縫い付けられてしまう腰上部のバッスルがボタンとボタンホールで装う人の感性で自由に装飾できる。取り外したバッスルは襟や袖として使用可能。





 


 
左 : 切り込みのある布を2枚使用して交互に組んだ構造。平面から立体へシルエットが変化する。